アメリカ〈オレゴン州、その他の地域〉

オレゴン州
オレゴン州はアメリカ北西部にあり、カリフォルニアと隣接する州です。
オレゴン州でワイン生産が始まったのは、1960年以降のこと。
ブルゴーニュ原産のブドウ品種の栽培からスタートしました。
特にピノ・ノワールの栽培に適した環境で、すばらしいブドウが実ります。
ブルゴーニュワインよりもクランベリーやチェリーといったアロマが強く、果実味豊かなのが特徴です。
ピノ・グリやシャルドネといった白ブドウも栽培しており、
特にシャルドネの白ワインはブルゴーニュ産に似たような味わいのものができるため、
国際的にも注目されています。
オレゴン州の単一品種ワインは、ラベルに記載するブドウを90%以上含まないとならないなど、
厳しい基準があります。
またこの地域のブドウ農家の特徴として、ワイナリーのほとんどが小規模農家であることが挙げられます。
家族経営であることも多く、有機栽培をおこなっている農家が多いです。

ワシントン州
オレゴン州のさらに北に位置するのがワシントン州。
雨の日が多い印象がありますが、カスケード山脈のおかげで乾燥した地域もあります。
ワインの生産はアメリカ国内で、カリフォルニアに次ぐ第二位。
この地域の特徴は、ワイン生産者の多くがブドウ栽培農家からブドウを仕入れてワインを生産していることです。
これは、ワシントン州では単一ワインだけでなく、ブレンドワインを造ることに関係があるようです。
もっとも多く栽培されているのはカベルネ・ソーヴィニヨンで、高品質のワインも生産されています。
メルロー、シラーなども栽培されており、ボルドータイプのブレンド赤ワインもおすすめです。
ニューヨーク州
ニューヨークで栽培されるブドウはこれまで解説してきた西海岸と異なり、アメリカの品種が多いのが特徴。
ニューヨークでもっとも多く栽培されているのは黒ブドウのコンコードや、ナイアガラです。
ニューヨークがある東部は冷涼な気候であるため、リースリングやゲヴュルツトラミールといった白ブドウ品種も栽培されています。
しかし、ここで栽培されるブドウのうちほとんどがブドウジュースに加工され、ワインになるのは3割程度です。
各地域名で銘柄を検索してみよう!
時期や年によっておすすめワインの銘柄は変わりますので、
ワイン通販サイトや検索サイトでお気に入りのワインを探してみましょう。
「ワシントン」「ニューヨーク」などの地域名で、またブドウ品種でも検索できます。
検索してみよう!
ワイン通販サイトENOTECA
オレゴン州、ワシントン州、ニューヨーク州で合わせてアメリカ産ワインの2割近くを生産しています。
ここまで2ページにわたって、アメリカのワインについて解説しました。
アメリカでは「ブティックワイナリー」という小〜中規模のワイナリーで、高品質のワイン造りをするところが増えてきています。
特にカリフォルニアのナパやソノマといった地域を中心に家族経営のワイナリーが増え、
今回解説したオレゴン州やワシントン州にも広がりをみせています。
またアメリカのワイナリーは開放的なところが多く、一般の観光客などにも見学をさせてくれるワイナリーが多いので、アメリカに行く機会があれば、ぜひ訪れてみてください。