Lesson4-2 ワインの選び方

どうやってワインを選ぶ?

いざワインを選ぼうと思っても、実にたくさんのワインがあり、どこでどうやって選べばいいかわからなくなってしまいます。
同じ産地や同じブドウ品種であっても価格にバラつきがあり、迷ってしまうでしょう。

このページでは、ワイン選びをするときに大切なポイントを学びます。

ワインの種類

Lesson1-1「ワインとは」でも少しお伝えしましたが、ワインには「単一ワイン」と「ブレンドワイン」があります。ワイン選びをするときには、この二つの特徴を知っておきましょう。

単一ワイン

1種類のブドウから造られるワインです。主にワインの歴史が浅い日本を含む新世界(アメリカやオーストラリアなど)で作られています。
わかりやすい味なので、初心者にも飲みやすいタイプです。
自分の好みのワインを探すのも比較的簡単です。
また、品質の高いワインでも比較的リーズナブルに購入できます。

ブドウの品種を学ぶのにも最適。
ワインについて学び始めたら、単一ワインから初めてみるのがおすすめです。

ブレンドワイン

複数のブドウ品種を混ぜて造られています。
主に旧世界(フランス、イタリアなど)の国々で造られていて、10種類以上のブドウを使用しているワイナリーもあります。

ブレンドワインには、単一ワインでは引き出せない複雑で豊かな味と香りがあります。
ブドウの種類も大切ですが、それと同じぐらい産地が重要なのも特徴で、その国や地域のブドウ栽培や醸造方法が、ワインの味わいに大きな影響を与えます。

数種類のブドウを使うブレンドワインは、おいしいワインにするために長年の経験と熟練の技術が必要です。
ワインの奥深さや本当の魅力を知るなら、旧世界で造られるブレンドワインは欠かせない存在なのです。

ワインを購入するとき

ワインはいつでもどこでも購入できるようになりました。
主に下に記したショップでワインを購入することができます。
良いワインを選ぶには、お店選びも大切なのです。

ワイン専門店

町中で見かけることの少ないワイン専門店。もし近所にあったらぜひ訪れてみたいですね。
店員がワインについて詳しいことが多いので、ワイン選びについて的確なアドバイスをもらえる可能性が高いです。

できればワインを大切に扱っているお店で購入してください。
お店をチェックするときのポイントは3つです。

  • ワインに直射日光が当たっていない
  • ワインを暑い場所に置いていない
  • ワインボトルを寝かせて陳列している

百貨店

百貨店の中には大抵ワインコーナーが入っています。
少々割高にはなりますが、王道の銘柄などが手に入りやすいです。
プレゼント用を選ぶときに利用するのがおすすめです。

スーパー、コンビニ

買い物ついでに、デイリーワインを買うのに最適。
保存状態は万全ではありませんが、比較的安価なワインが手軽に買えるのが魅力的です。

ネットショップ

ワインをたくさん買うときはネットショップがおすすめです。
直接お店の人に相談したり、ボトルを確認することはできませんが、欲しい銘柄のワインが購入しやすく、またコメントで品質を確認することもできます。
店頭に並んでいないワインですので、信頼できるショップでしたら保管状態が良いことが多いです。

ワインを選ぶときのポイント

ワインを選ぶときは、産地やブドウの種類、価格などで選ぶと思いますが、
それ以上に大切なのは「劣化していない」ワインを選ぶことです。

ワインの状態をチェックするために、次のポイントを確認しましょう

  • ラベルに汚れがないか
  • ワインの色が濁ったり、茶色くなったりしていないか(特に白ワイン)
  • キャップシールがまわるか。回らない場合は液漏れしたワインがくっついている可能性がある
  • ワインの量が目減りしていないか。コルクの質や湿度環境で、ワインが目減りすることがある

ワインと価格の関係

「ワインは高ければ高いほどおいしい」というのは、人それぞれ味覚が違うので
必ずしも正しいわけではないということを前のページでお伝えしました。

それでも「品質の良いワイン」というのはある程度値が張るのは事実です。

ワイン選びで知っておきたいのは、同じ金額でも産地によってその品質は異なるということです。

例えば予算が3000円としましょう。
南フランスのワインは3000円出せばそこそこ高品質なワインが買えます。
それは、南フランスはもともと良いブドウが育ちやすいからです。

しかし、同じ3000円でもブルゴーニュのワインは、この値段では良い品質のものが買えません。
ブルゴーニュ産のワインでおいしいものが買えるのは、およそ10000円以上です。

つまり、ワインの予算は飲みたいワインによってある程度幅を持たせて決めることをおすすめします。
ブルゴーニュのワインで3000円のものばかりを飲んでいては、10000円以上のワインにしかない味や香りを体験できないからです。


ワイン売り場には本当にたくさんのワインが売られています。
今回学んだポイントを踏まえた上で、迷ったらお店で店員に相談してみましょう。

また、飲みたいワインがあれば、事前に情報を集めておくと購入するときの助けになります。

次のページでは、ワインのラベルの見方について学びます。