ラベルの意味を知ろう

ワインを選ぶときに、まず見るのはボトルです。
赤ワインなのか、白ワインなのか、ロゼワインなのか・・・。
お目当てのワインが見つかったら、次に見るのはラベルでしょう。
ワインのラベルには、そのワインを知る上で欠かせない情報がたくさん記載されています。
「このラベル、いいな」とラベルのセンスでワインの購入を決める人も少なくないでしょう。
ワインのラベルというのは、ワインの顔であり、看板です。
造り手のセンスやワインに対する思いが、とてもよく表現されています。
フランスやイタリアのクラシカルで王道のワインは、ラベルもやはり古き良き感じが表れています。
一方で、いわゆる新世界のワインは、どこかモダンで洗練されているものが多いようです。
ワインについて詳しくない場合はラベルはさらっと見て終わりかもしれませんが、
ブドウの品種や産地、造り手などに対する知識が増えてくると、次第にラベルの記載内容をよく見るようになっていくでしょう。
それと同時に、何が書かれているかも自然と理解できるようになります。
理解できるようになると、ワイン選びの際にとても役立ちますよ。
ラベルの意味
ワインのラベルに記載しなければならない項目は、国ごとに定められていますが、
主に書かれている内容は次のとおりになります。
- 商品名
- 産地名
- ヴィンテージ
- ブドウ品種名
- 生産者名
- アルコール度数
- 容量
格付けや味わいについて記載してあるラベルもあり、よく見ると非常に多くの情報が読み取れることがわかります。
ラベルは別名、「エチケット」と呼ばれることもありますので覚えておきましょう
ブドウ品種の表示
ブドウの品種名をラベルに記すためは、国によってその品種の最低使用量が決められています。
新世界のワインでは、単一ワインが多いためブドウの品種が大きく書かれていることが多いです。
最低使用量が85%以上
フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、ポルトガル、ギリシャ、オーストラリア、ニュージーランドなど
最低使用量が75%以上
アメリカ
生産地の表示
生産地は、国名・地方名・村名・畑名などが記載されています。
国名のほか、限定された生産地(例えば”ボルドー”など)が記載してあるワインは、ワインの歴史が古い旧世界で造られたワインが多いです。
主にフランス、イタリア、スペインといった国々。
このような生産地が入ったワインは、その地域で決められている品質規定をクリアしたワインなのです。
ヴィンテージの表示
ワインの「ヴィンテージ」は、年代物という意味ではなくブドウの収穫年を表しています。
気候が良く、完熟したブドウが取れた年は「当たり年」と言われますが、ヴィンテージの表示はそれを見分けるのにも役立ちます。
いろいろなラベル
ラベルは国や地域によってさまざま。
ここでは大まかに「新世界のワイン」と「旧世界のワイン」のラベルを確認していきましょう。
一般的に、新世界ワインのラベルは情報が控えめですっきりしたデザインが特徴。
すでにお伝えしましたが、単一品種で造られることが多いのでブドウの品種名が大きめに書かれています。
旧世界のワインは情報が多めで、国によっては瓶詰め元や味わいなどまで入っています。
産地名が重要なので、大きく書かれていることが多いです。
ラベルにはイラストが入ったものが多く、産地をイメージさせる畑や、花や動物などさまざま。
中には写真を使っているものあります。
イラストを見てワインの味や香りを想像するのも楽しみの一つですね。


①商品名
②産地名
③生産者
④ヴィンテージ
⑤ブドウ品種
⑥アルコール度数
⑦容量
ワインのラベルの見方を覚えておくと、ワイン選びが一層楽しくなります。
造り手のセンスや個性が表れやすいので、目に止まったラベルを「ジャケ買い」するのもありです。
よく言われるのは、自分の直感で買ったワインは、意外と自分の味覚に合うものだったりするということです。
お店に行ったら、ラベルをじっくりと見てみるのもいいでしょう。
Lesson4では、おいしいワインの選び方とラベルの意味について学びました。
次のLesson5からは、ワインの道具や保存方法などについてお伝えしていきます。