ワインの印象を記録する

ワインテイスティングでは外観、香り、味わいをチェックしました。
このページではそれらのまとめとして、テイスティングしたワインの印象をわかりやすく記録しましょう。
多くのワインを経験していくうちにこれまで飲んだワインがわからなくならないように、情報を整理してまとめておくと、ワインを比較したり、飲んだワインを覚えておくのに役立ちます。
ぜひテイスティングノートを一冊持って、ワインテイスティングの記録をつけておきましょう。
記録のまとめ方
1.テイスティングしたワインの情報を書く
まずはどのワインを飲んだか、ラベルを見ながらまとめていきます。
主に次のことを記録しておきましょう。
- 生産者
- 地域
- ブドウ品種
- ヴィンテージ など
2.一緒にワインテイスティングした人と、日付
誰といつ飲んだか書いておくと、記録を読み返したときに思い出しやすくなります。
3.自分の評価を書く
自分の評価基準を決めておきましょう。
後で同じワインを飲んだときに、自分の味覚が変化して評価が変わることもあります。
例)
・あまりおいしくない
・まあまあ
・普通
・おいしい
・とてもおいしい
4.ワインの外観
STEP1でチェックしたワインの外観を記録します。
例)濃いルビー色。ワインの涙がついた。
5.ワインのアロマ
STEP2でチェックした香りを記録します。
できるだけ詳細に、最初に感じたアロマから順番に書いてください。
例)カシス、ブラックチェリー、ブルーベリー、土、チョコレート、ドライハーブ
6.ワインの味
STEP3でチェックしたワインの味わいを記録します。
例)強めの渋みと心地良い酸味。口が渇くような感じ。しっかりしたボディで濃厚。ベリー系の余韻を感じた。など
※外観、アロマ、味わいについては、ワインテイスティングのときに忘れないうちにメモをしておくと良いでしょう。
7.その他
そのときの状況や、感じたことなどをまとめておきましょう。
- その日のエピソード
- テイスティングした場所
- 天気
- 一緒にテイスティングした人の評価
- 次に飲みたいワイン など
例)よく晴れて気持ちの良い風が吹いている日だった。
仲の良い友人と自宅でテイスティングしたので、気軽に楽しめた。
私は「とてもおいしい」と感じたワインだったが、友人の評価は「普通」だった。
次は違うヴィンテージのワインを試したい。

ワインを比較するとき
ワインテイスティングをするとき、基準を決めてワインを比較してみましょう。
ヴィンテージで比べてみる
同じ銘柄の、異なるヴィンテージのワインを飲み比べてみましょう。
ワインには当たり年、はずれ年がありますので、ブドウが収穫された年によって味わいが異なります。
産地で比べる
単一ワインで、産地が異なるワインを比べてみましょう。
同じブドウ品種でも産地によってアロマや味わいが異なります。
また産地によって樽熟成させるところとさせないところなどもあり、味わいが大きく異なります。
値段で比べる
ブドウ品種や産地が同じで、価格が異なるワインを飲み比べてみましょう。
ワインの品質と価格がどの程度比例するのかがわかります。
ワインの評価について
ワインの評価で有名なのが、ワイン評論家のロバート・パーカーが発表した「パーカー・ポイント」です。
パーカー・ポイントは100点満点で評価されます。
そのほか、5つ星の評価などいくつかワインの評価システムが存在します。
評価の高いワインが必ずしも自分がおいしいと思うワインではありませんが、
ワインの専門家が評価した、ワインの一般的な品質を知るのに役立ちます。
ワインの広告などで「ワイン評価〇〇点」と見かけることがありますが、価格と品質のバランスを見て購入できますので、ワイン選びの参考にもなるでしょう。
Lesson6ではワインテイスティングについて学びました。
テイスティングによって、ワインそのものの特徴をよく掴むことができたのではないでしょうか。
ワインの知識の引き出しも増えたことと思います。
ワインを正しく評価できるようになるには一定の時間がかかりますが、テイスティングを繰り返しおこなうことで評価のスキルを上げていくことができます。
いろいろなワインを飲み比べて、経験を積んでいきましょう。
Lesson7は「ペアリング」について学びます。