Lesson7-1 ペアリングの基本ルール

ペアリングの基本

Lesson7では「ワイン」と「食材や料理」との組み合わせについて学びます。

ワインと食材を組み合わせることを「ペアリング」と言います。

ペアリングによって生まれた新たな味わいは「マリアージュ」(=フランス語で「結婚」)と言いますが、
これはワインと食材を組み合わせることで、それぞれの味わいが一層おいしく豊かになることを意味します。

ワインと料理の組み合わせはとても大切で、
ペアリングによってそれぞれのおいしさを引きたて合う組み合わせもあれば、
逆にそれぞれの良さを打ち消しあってしまう組み合わせもあります。

ワインの種類も料理の種類も世界には数え切れないほどありますので、
いったいどのワインとどの料理を合わせれば良いのか途方にくれてしまうでしょう。

そこでわかりやすいのは、ワインと料理の「共通点を見つける」ことです。

例えば、一般的にステーキなどの肉料理には、赤ワインを合わせることが多いですよね。
赤身の肉に、赤ワイン。
これも一つの共通点です。

共通点でペアリングしていく方法として、Lesson7では

  • 「色で合わせる」
  • 「味で合わせる」
  • 「素材で合わせる」

    をそれぞれ学びたいと思います。

ペアリングについて知っておきたい基本知識

実際にペアリングについて学ぶ前に、この章ではペアリングの基本についてお伝えします。
ペアリングもテイスティング同様、実際に自分で経験していくことによって良し悪しがわかっていきますが、
基本的なルールを知っておくとペアリングのときのヒントになります。

酸っぱいもの

酸味の強い食材には、同じぐらい酸味の強いワインを合わせましょう。
酸味の弱いワインを合わせるとワインの良さが打ち消されてしまいます。

辛いもの

辛い料理には、冷やした甘口ワインを。
ワインの甘さがスパイシーさを抑えてくれます。
酸味の強いワインは合いません。

油っぽいもの

油っぽい肉料理などは、渋みの強い赤ワインと相性が良いです。
タンニンが口の中の脂分を取ってくれるからです。

甘いもの

デザートなどの甘いものには、同じく甘口ワインを。
酸味の強いワインを合わせるとワインの苦味を感じやすくなります。

苦いもの

苦い食材は、赤ワインのタンニンの苦味を感じやすくさせます。
そのため、辛口赤ワインとは合わないことが多いです。
渋みの少ないワインを選びましょう。

クセの強いもの

クセの強い食材、例えばブルーチーズなどは、酸味と甘味のあるワインと相性が合います。

ワインと料理のバランス

ワインと料理は、同じぐらいのバランスのものを合わせましょう。
例えば重たい肉料理に軽いワインは合いません。

相性の悪い味覚

味覚には相性があります。相性の悪い組み合わせは以下の通り。

×苦味と辛味

×苦味と酸味

×酸味と辛味

次章は「色で合わせる」ペアリングについて学びます。