あ
アタック
ワインの香りをかいだときや、口に含んだときに感じる第一印象。
アッサンブラージュ
品種や収穫年の異なるワインの原酒をブレンドする手法。
アペリティフ
食前酒。食欲を促進させる役割がある。
亜硫酸塩
ワインの醸造中にワインに添加して微生物の働きを抑制し、酸化や腐敗を防ぐ。二酸化硫黄。
アロマ
ワインの香り。ブドウ由来の第1アロマ、醸造や発酵由来の第2アロマ、熟成由来の第3アロマがある。
ヴィンテージ
ブドウの収穫年。
エチケット
ワインボトルのラベルの別名。
オーク
ワイン熟成用の樽を作る材料。樫(かし)の木。
澱(おり)
ワインの浮遊物や沈殿物。渋みや色素などの成分が熟成中の酸素の混入により重合し、重くなって沈殿する。余分な澱を取り除く作業を「澱引き(おりひき)」と言う。
か
果梗(かこう)
ブドウのヘタ、柄の部分。タンニンを含むため強い渋みがある。ワインの醸造過程では最初に取り除かれることが多い。
酵母
アルコール発酵を進める微生物で、ブドウにはもともと天然酵母が付着している。
コルク臭
コルクに含まれるワインの成分がワインに移ることによって発生する、カビや薬品のような刺激臭。「コルクティント」「ブショネ」とも言う。コルクが使われたワインの約3%に発生する。
さ
熟成
ワインを樽や瓶の中で寝かせて、味わいと香りに複雑味を持たせること。熟成によりまろやかになる。
シュール・リー
発酵後のワインの澱を取り除かず、そのまま一緒に熟成させる製法で、旨味、複雑味を引き出すことができる。フランスのロワール地方でミュスカでのワインに用いられているのが有名。
除梗
ブドウの果梗を取り除くこと。
スティルワイン
非発泡性のワイン。
スワリング
ワインの入ったグラスを回すこと。ワインを空気に触れさせて味わいや香りを変化させ、ワインを開かせるためにおこなう。
た
樽香
樽でワインを熟成させたときに、樽の香りがワインに移り込んで生じる香りのこと。どのような樽を使うかで、それぞれのワインの個性を生み出す。
タンニン
ブドウの果皮、種子に含まれる渋み成分。樽由来のタンニンもある。ポリフェノールの一種。
デキャンタージュ
ワインをボトルからデキャンタに移すこと。澱を取り除いたり、ワインを空気に触れさせ開かせることができる。主に赤ワインでおこなわれる。
デゴルジュマン
シャンパーニュなどを醸造するトラディショナル方式の一工程で、ルミアージュによって瓶口に集められた澱を凍らせて、栓を抜いて飛び出させて取り除くこと。
テロワール
ブドウを取り巻く自然環境のこと。気候、土壌、地形、標高など。
ドメーヌ
自社畑を持ち、ブドウの栽培からワインの醸造まで全ておこなう生産者。小規模な生産者が多い。
な
涙
ワイングラスの内側に雫となってつたい落ちる無色の液体。特にアルコール度数の高いワインに多く見られる現象。
ネゴシアン
自社畑を持たず、ブドウ農家やドメーヌからブドウを買い上げて、ブドウの醸造と熟成をおこなう生産者。
NV(ノンヴィンテージ)
異なる収穫年のブドウで造られたワインをブレンドして造られるもの。シャンパーニュはほとんどがノン・ヴィンテージ。
は
バイオ・ダイナミック(ビオディナミ)農法
オーストリアの哲学者「ルドルフ・シュタイナー」によって提唱された農法。月の満ち欠け、太陽の動きなど、自然のリズムに合わせた農業暦(ビオカレンダー)に従いワイン造りがおこなわれる。
バトナージュ
醸造工程の一過程で、ワインと澱を攪拌(かくはん)させること。澱に含まれる旨味成分を抽出するためにおこない、ワインに複雑味が加わる。
ビオロジック農法(オーガニック農法)
自然環境に配慮し、化学物質を一切使用しない無農薬の農法。有機農法。
ビジャージュ
醸造工程の一過程で、ブドウの成分を効果的に抽出するために、ワインに浮いた果皮や種子をかき混ぜること。櫂入れとも言う。
ブーケ
第3アロマこのと。熟成由来の香り。
フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)
ブドウの樹に寄生し、枯らせてしまう害虫。
ボディ
ワインの力強さやコクを表現するときに用いられる言葉。味や香り、色の濃淡でライトボディ、ミディアムボディ、フルボディと区別する。
ま
マイクロ・クライメット気候(ミクロクリマ)
同じ地域であっても、標高・斜面の向き・風の流れの違いにより、狭い範囲で気候や土壌がわずかに異なること。
マセラシオン
醸造工程の一過程で、果汁に果皮と種子を漬け込み、色素成分のアントシアニン、渋み成分のタンニン、香気成分を抽出すること。「浸漬(しんし)」、「醸し」とも言う。
マロラクティック発酵
二次発酵。酸味のあるリンゴ酸が乳酸に変化し、まろやかな味わいになる。ほとんど全ての赤ワインと、一部の白ワインに用いられる。略してMLF。
ら
ルミアージュ
トラディショナル方式の一工程で、澱を瓶口に集めるために瓶を少しずつ回しながら垂直に立てていく作業のこと。動瓶。
ルモンタージュ
醸造工程の一過程で、タンニンや色素などのブドウの成分を効率よく抽出するために、ポンプなどを用いてタンク内のワインを循環させること。
レコルタン・マニピュラン(RM)
シャンパーニュ地方において、ブドウ栽培からワインの醸造まで一貫しておこなう生産者のこと。