ワインコラム③

余ったワインの使い道

ワインは栓を開けてから数日はおいしく飲めても、日が経つに連れてだんだん味が悪くなっていきます。

余ってしまったワイン、どうしていますか?
余ってしまっても、捨てないでください!

余ったワインの活用方法を紹介しますので、ぜひ最後までワインを使い切ってください。

アレンジして楽しむ

サングリア

サングリアをご存知でしょうか。
スペイン発祥のワインカクテルですが、ワインにフルーツやスパイスを漬け込んで作ります。
サングリアにすると、あまりおいしくないワインもおいしくなってしまうから不思議です。

ワインよりもアルコール度数が下がり、フルーティーな味わいなので、お酒が苦手な人にもおすすめです。

レシピ

赤ワインでつくるサングリアが一般的ですが、白ワイン、ロゼワインでつくることもできます。
ここでは赤ワインのサングリアを紹介します。

〈材料〉

  • 赤ワイン750ml
  • 好きなフルーツ(オレンジ、ベリーなど)300gほど
  • シナモンスティック1〜2本
  • 砂糖 お好みで大さじ1〜3

全ての材料をデキャンタなどに入れて混ぜ、冷やしていただきます。

砂糖の代わりに、はちみつを使ってもOKです。
白ワインの場合は、リンゴ、レモン、キウイ、パイナップルなど、色が薄いフルーツがおすすめです。
オレンジはどのワインにも合います。

このレシピはワインボトル1本分ですが、ワインの量に合わせて材料を減らしてください。

ホットワイン

寒い冬には、ホットワインもおすすめです。
ホットワインは、ヨーロッパではクリスマスマーケットなどで屋台に出ています。
体がほっと温まり、おいしいですよ。

ドイツではグリュー・ワイン、フランスではヴァン・ショーと呼ばれ、親しまれています。

〈材料〉

  • 赤ワイン750ml
  • 砂糖またははちみつ お好みに応じて大さじ4〜5杯程度
  • シナモンスティック1本
  • クローブ2個
  • スターアニス(八角)2個
  • レモンスライス

材料を全て鍋に入れて火にかけ、混ぜながら沸騰直前で火を止めます。
スターアニスやクローブなどのスパイスは、お好みに応じて使用してください。使った方がよりスパイシーで大人の味です。

スパイスが苦手な人は、代わりにフルーツジュースを加えると飲みやすくなります。
いろいろ試して、自分好みのレシピを見つけてみましょう。

料理に

余ったワインは料理に使うのもおすすめです。

カレーやビーフシチューを煮込むときに、赤ワインを加えると料理の深みが増します。
クリームシチューには白ワインを加えてください。
お酒は肉などの素材を柔らかくし、臭みを取る役割もあります。

貝(ムール貝やアサリ)の蒸し焼きや、魚の蒸し煮には白ワインを使うと、香り高く爽やかな味わいが楽しめます。

ワインビネガーに

ワインビネガーはサラダやマリネに使えて便利ですが、スーパーで買うとなると良いお値段がしますよね。
余ったワインで比較的簡単に作れますので、ぜひ挑戦してください。

ワインとお好みのお酢(発酵を促すため、熱加工されていないものにしてください)を4:1の割合で混ぜて容器に入れ、2-3ヶ月ほど冷暗所に置くとでき上がります。

容器は雑菌の繁殖を防ぐため、必ず殺菌(アルコール消毒、煮沸消毒など)してから使いましょう。

ワイン風呂に

余ったワインを、お風呂に入れて楽しむこともできます。

浴槽にお湯を沸かし、ワインを100ml〜300ml入れて混ぜるだけです。
ワインの香りでリラックスでき、美肌効果と血行促進効果も期待できます。

※お酒に弱い人や、妊婦さんやお子さまの使用は控えてください。

※お湯の温度が高いとのぼせてしまうので38℃ぐらいまでにしましょう。

※お風呂から上がったら、浴槽のお湯をすぐに流して洗剤で洗ってください。ワインの色が浴槽につくのを防ぐためです。