色で合わせる

ワインと料理のペアリングでもっともわかりやすいのは、食材とワインの色を合わせる方法です。
一般的に知られる、肉料理には赤ワイン、魚介料理には白ワインというのは王道で、基本的にはずれることはありません。
しかし、肉でも色が薄いものがありますし、魚も白身魚だけではなく色がついた魚もありますので、
必ずしも一括りにできるとも限らないのです。
ここでは赤ワイン、白ワイン、ロゼワインに合う食材や料理をそれぞれ見ていきましょう。
赤ワイン
赤ワインには赤い色の食材を合わせましょう。
例えば牛肉、ラム肉、鴨肉、鹿肉など。
これらの食材を使った料理は、特にミディアムボディ〜フルボディの重めのワインが合います。
レバーなどの内臓系とも、赤ワインは相性が良いです。
豚肉や鶏肉を赤ワインと合わせるときは、ライトボディ〜ミディアムボディが良いでしょう。
肉だけでなく、色が赤いマグロやカツオなどの魚と合わせることもできます。
食材の色だけでなく、料理したあとの色も確認してペアリングしましょう。
例えば、赤ワインソースやデミグラスソースなど、濃厚な色のソースにも赤ワインは良く合います。
▶︎例えばこんな料理
牛肉のステーキ、豚の角煮など

白ワイン
赤ワインとは対照的に、白ワインには色が薄く白っぽい食材がよく合います。
代表的なのは魚類です。
鯛、スズキ、ヒラメなどの白身魚のほか、サンマ、サバ、アジなどの青身魚も、ライトボディの白ワインによく合います。
ホタテ、ムール貝のなどの貝類も白ワインに合いますが、これらの食材にはスパークリングワインも合わせやすいです。ただし、生牡蠣はワインと合わせるとクサみが出やすく、相性が悪いこともあります。
エビ、カニ、ロブスターなどの甲殻類も白ワインと相性が良いです。
魚介類のほか、豚肉や鶏肉などに組み合わせることもできます。特に、豚肉のロースや鶏肉のササミは白ワインと合わせるとさっぱりした味わいに。これらの食材には白ワインの中でも、濃厚なものがおすすめ。
ソースでは、クリームソースやバターソースが白ワインによく合います。
▶︎例えばこんな料理
サンマの塩焼き、白身魚のカルパッチョ、ホタテのバター焼きなど

ロゼワイン
ロゼワインも同じく、同系色の食材と合わせます。
肉では、サラミ、ハム、ベーコンなど。魚類でしたらサーモンやエビなどがおすすめ。
イチゴやラズベリーなどにもよく合い、ベリーソースを使った料理とも相性が良いのがロゼワインの特徴。
▶︎例えばこんな食材におすすめ
生ハム、フルーツ、スイーツなどのおつまみやデザート

「色で合わせる」ペアリングについて学びました。この方法を知っておくと、ペアリングをするときにワインの種類を絞ることができますね。例えば白身魚なら、白ワインの中からよく合うものを探していけば良いのです。
次章では「香りで合わせる」ペアリングについてお伝えします。